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HAPAX10号への自注

NEZUMI
HAPAX10号を刊行することができた。宣伝のために巻頭に掲載した5つのテクストを手前味噌で解説しておく。
1 ギリシャのアナキズム2018 経済破綻、そして蜂起と敗北を生きてきたギリシャの友人たちの強靱な実践と思考から学ぶべきものははかりしれない。このテクストは不可視委員会以降、もっとも重要な啓示である。 2 自律か無か なぜギリシャのテクストにつづいて革命的官能委員会が配置されたかは一読すればわかるだろう。ここで標的とされているのはシリザだからだ。これと闘うものにとって自律とは反統治であり、もうひとつの統治ではないのだ。 3 ニーチェを讃える 鈴木創士は畏敬すべき蜂起主義者の先駆である。この詩的にして高潔な永遠回帰論を掲載できたことはわれわれのよろこびである。 4 耳障りな声で この号は榎並重行を復活させたことによって歴史的なものになったとわれわれは自負する。このロング・インタビューは運動史・思想史的な多くの貴重な証言とともにニーチェ/フコー(榎並はフーコーをこう呼ぶ)がどのようにアナーキーたりうるかの指標を提出している。 5 論理学を消尽すること 江川隆男はいまだ理解されることが困難という意味で徹底して未来の哲学者である。ニーチェの矛盾律批判をもとに非-論理、無媒介たることを思考するこの論考はその江川の新局面であり、ある極限をしめしている。 ——- こうしてニーチェは回帰する。ギリシャの悲惨とアナーキーとともに。次にわれわれはこの列島での実践について問うことになるだろう。

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